クウ動物内視鏡医療センターからのご案内
ワクチン接種の時期です。追加接種と抗体検査、どちらを選ぶ?
追加接種か抗体検査か、迷っている方へ
前回のワクチン接種から1年が経過しました。大切なご家族の健康を守るために、次の2つの方法をご検討いただけます。それぞれのライフスタイルや健康状態に合わせて、当院が最適な方法をご提案いたします。
まずはこちらでチェック
レプトスピラを含む
混合ワクチン
(8種・10種など)
追加接種がおすすめ
レプトスピラを含まない
混合ワクチン
(5種・6種など)
どちらも選べます
※ご自身の子がどちらのワクチンを接種しているかご不明な場合は、診察時にお気軽にお尋ねください。当院の記録からすぐにご案内できます。
2つの方法の比較
追加ワクチン接種
内容
混合ワクチンを追加で接種します
向いている方
検査の手間や追加の来院を省きたい方
お出かけや他の動物との接触が多い方
注意点
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抗体検査
内容
血液検査で、今どのくらい免疫(抗体)が残っているかを確認します
向いている方
副反応が心配な方
以前に副反応が出たことがある方
無駄な接種をできるだけ避けたい方
注意点
レプトスピラを含む混合ワクチン(8種・10種など)の場合、検査結果によらず年1回の追加接種が推奨されます
なぜワクチンによって考え方が違うのか
ジステンパーやパルボウイルスなどの「コアワクチン」成分(5種・6種などに含まれます)は、比較的長く免疫が持続することが分かっており、国際的な獣医療のガイドライン(WSAVA)でも3年に1度の接種で感染を防げるとされています。免疫の残り方には個体差があるため、当院では画一的に「3年に1度でよい」とお伝えするのではなく、抗体検査で今の状態を確認したうえでご提案しています。
WSAVAは国際的なガイドラインであり、日本国内でこの3年間隔を公式に推奨する見解は現時点で示されていません。海外の基準だけを根拠に、自己判断で接種間隔を3年に延ばすことは避けてください。当院では、抗体検査で今の免疫状態を確認したうえで、個別にご提案しています。
一方、レプトスピラ成分はコアワクチンの成分と比べて免疫の持続期間が短いことが知られており、抗体検査での判断にはなじみません。そのため、8種・10種などレプトスピラを含む混合ワクチンを接種されている方は、年1回の追加接種をおすすめしています。レプトスピラワクチンの効果についてさらに詳しくは、別記事「レプトスピラのワクチンは効かない?血清型の話」もご覧ください。
副反応やご不安な点について
副反応やワクチンについてご不安な点があれば、どんな些細なことでも診察時に丁寧にご説明いたします。どうぞ安心してご相談ください。
当院でのご相談
追加接種にするか抗体検査にするか迷う場合も、お気軽にご相談ください。
参考ページ
- ワクチン接種について
ワクチンの種類や、当院での接種の流れをご紹介しています - ワクチネーションプログラム
接種スケジュールの考え方について、より詳しく解説しています - 犬のレプトスピラ症は大阪でも発生しています
大阪府内での発生事例と、症状・予防について解説しています - レプトスピラのワクチンは効かない?血清型の話
レプトスピラワクチンの効果の範囲について解説しています
はじめてご来院の方は 初診の患者さんへのご案内 もあわせてご覧ください。初診問診票を事前にご記入いただくと、当日の受付がスムーズです。