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クウ動物病院 動物内視鏡医療センター  TEL: 06-6967-8668
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内視鏡医療 #誤飲 #応急対応 #受診の目安

犬・猫が誤飲したら?今すぐの応急対応と受診の目安

公開日: 2026年7月27日 / 執筆・監修: クウ動物病院 動物内視鏡医療センター

ボールを加える犬

誤飲とは・よくある誤飲物

誤飲とは、食べ物ではないものを誤って飲み込んでしまうことです。特に犬は好奇心から何でも口に入れてしまう習性があり、日常的によく見られるトラブルのひとつです。

  • おもちゃの破片、ボール
  • 靴下・下着などの布製品
  • 骨、竹串・つまようじ
  • 糸・リボン・紐状のもの
  • 電池、果物の種、石

誤飲したらすぐ受診すべきサイン

誤飲したものの大きさや形によっては、そのまま便として排出されることもあります。ただし、次のようなサインがみられる場合は、様子を見ずにすぐにご相談ください。

  • 繰り返し吐く、吐こうとしても何も出ない
  • 元気・食欲がなくなる
  • お腹を痛がる、触られるのを嫌がる
  • 便が出ない、お腹が張っている
  • 誤飲した瞬間や、その後にぐったりしている

【要注意】糸・リボンなどの「紐状異物」は特に危険です

紐状の異物は、腸を切ってしまう(穿孔)危険性があり、塊状の異物とはリスクの質が大きく異なります。

特に注意していただきたいこと

口や肛門から紐の一部が見えていても、無理に引っ張らないでください。無理に引っ張ると、腸を傷つけたり切ってしまう危険があります。紐状異物が疑われる場合は、見えている部分を切ったり抜いたりせず、そのままの状態ですぐにご相談ください。

自己判断で吐かせるのは危険です

「家で吐かせた方がいいのでは」と考える方もいらっしゃいますが、ご家庭での自己判断による催吐は危険ですので絶対に行わないでください。誤飲してからの経過時間や対象物によっては、かえって食道に詰まらせたり、誤嚥性肺炎を起こしたりする危険があります。病院で行う催吐処置の適応や使用する薬剤、副作用についての詳しい話は、別記事「犬の催吐(吐かせる処置)とは?方法・薬剤・リスクを解説」で解説しています。

受診前に準備・注意してほしいこと

  • 絶食で来院してください: 病院で催吐や内視鏡・麻酔処置が必要になる可能性があるため、食べ物・おやつは与えず、絶食のまま来院してください(水についても指示があれば従ってください)
  • 誤飲したものを持参してください: 対象物の残り、パッケージ、成分表示、植物の切れ端など。何を・どれくらいの量摂取したかの特定に役立ちます
  • 薬物・毒物の誤飲は、できるだけ早く受診してください: 時間が経つほど吸収が進み、対応の選択肢や効果が狭まります
  • 可能であれば来院前に一度お電話を: 緊急性の高いケースであることを伝えておくと、来院後の対応がスムーズになります
  • 今は元気そうに見えても油断しないでください: 毒物などは症状が遅れて出ることがあります
  • 日中に誤飲した場合は、夜まで待たずに受診してください: 摘出に麻酔が必要な場合、夜間は実施できない可能性があります。夜に誤飲した場合はやむを得ませんが、朝・昼に気づいた場合は先延ばしにしないでください

誤飲を防ぐために

誤飲しやすいもの(小さなおもちゃ、靴下、糸・リボン、電池など)は、普段から届かない場所に保管しましょう。特に留守番中は誤飲が起こりやすいため、届く範囲にいたずらされやすいものを置かないよう注意してください。誤飲は一度きりでなく繰り返すことも多いため、過去に誤飲したことがある子は特に注意が必要です。

当院でのご相談

誤飲が疑われる場合は、様子を見ずにまずはお電話でご相談ください。

もっと詳しく知りたい方へ: 病院で行う催吐処置(適応・薬剤・副作用)については「犬の催吐(吐かせる処置)とは?」、内視鏡による異物摘出の流れと当院の対応については「犬・猫の誤飲、内視鏡による異物摘出の流れと当院の対応」で詳しく解説しています。

はじめてご来院の方は 初診の患者さんへのご案内 もあわせてご覧ください。初診問診票を事前にご記入いただくと、当日の受付がスムーズです。

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